今年7月に閣議決定した、ドローン(無人航空機)規制を盛り込んだ航空法の一部を改正する法律案について正式に改正が決定しました。昨今の急速なドローンの普及により、ドローン落下事件、危険事案などが発生していて、早期のルールや法整備などが待たれていました。国土交通省のHPによると、
空港周辺や住宅密集地上空は国土交通大臣の許可がある場合のみ撮影がOK。
空港周辺や人が沢山あつまるイベントやお祭りが開催されている場所
、家屋の密集している地域の上空は国土交通大臣の許可がある場合以外
原則撮影が禁止となります。
また、国土交通大臣の承認を受けた場合を除いては
1)日中のみの飛行、2)周囲の状況を目視により常時監視、3)人や物件との間に距離を保って飛行させることが厳守となります。
違反した場合は50万円以下の罰金が科せられます。
例外として、事故や災害時の公共機関等による捜索・救助等の場合は
規制の適用除外となりました。
※速攻空撮Zでは2014年に空港周辺の撮影時、独自判断で国土交通省所管の施設に許可を申請し、許可を頂いて空撮を実施しました。当時は撮影がNGのライン、申請すればOKのライン、など線引きが全くなかった為、申請時もフォーマットなども無く自作でドキュメントを提出しました。基本的なルール作りがなされ、今回法改正が決定したなかで、事業者として「ただ成果物を納品する」だけでなく、その過程である安全や安心もクライアントの皆様におとどけできるよう継続的に努力していきたいと身が引き締まる思いです。
ドローン規制を新たに盛り込んだ航空法が改正されました。